LINEMO(ラインモ)を契約する前にしっかりと「デメリット」を理解し、納得のうえで契約したいですよね。ソフトバンクが満を持して発表したオンライン専用プランLINEMOですが、残念ながらまだまだデメリットが多いのも事実です。
そこでこの記事ではラインモのデメリットのすべてをわかりやすく解説していきます。デメリットを紹介するだけでなく、できる限りデメリットへの対処方法も併せて紹介していくので、ぜひ最後までご覧いただき参考にしてくださいね。
LINEMO(ラインモ)のデメリット
ラインモは月額990円から利用することができるソフトバンクのオンライン専用プランです。しかし、安さと引き替えに多少デメリットが多いのもまた事実です。ラインモのデメリットとして、
- オンラインでしか契約する事ができない
- 電話サポートが用意されておらず基本的には「チャットサポート」
- 3GBと20GBのプランしか用意されていない
- 余ったデータの繰り越しができない
- キャリアメールを利用することができない
- 割引サービスが用意されていない
- スマホ端末の購入ができない
- 18歳未満の方は契約する事ができない
- 留守番電話サービスが使えない
- ソフトバンクやワイモバイルからの乗換で「Yahoo!プレミアム」が有料になる
これらのデメリットが挙げられます。それぞれ詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
デメリット①:オンラインでしか契約する事ができない
ラインモはソフトバンクの「オンライン専用プラン」です。また、店舗での契約手続きや解約手続きは一切受け付けていません。ラインモの専用ショップもあるわけではなく、ソフトバンクショップでもラインモの契約に関する手続きは一切受け付けていないので注意してください。
ただ、ラインモでは「電話による契約相談」を受け付けています。新規での契約に関して相談事がある場合、「ラインモ申し込み事務局( 0800-100-1850 )」へ、他社からラインモへの乗り換えに関する相談であれば「ラインモ回線切り替え窓口( 0800-919-3448 )」へ電話をかける事で専門窓口へ相談することができますよ。
なお、上記の窓口は年中無休10時から19時までの営業となっています。土日祝日や年末年始も含めて相談できるのが嬉しいポイントですね。
デメリット②:電話サポートがなく基本的にはチャットサポート
ラインモは契約前の方へ向けて電話相談窓口を用意しています。しかし、契約者へ向けた電話窓口は用意されていません。基本的にラインモ契約後何か疑問点などがあれば「チャットサポート」を利用する形になります。
また、ラインモには「店舗」がありません。ソフトバンクのオンライン専用プランですが、ソフトバンクショップでもラインモに関するサポートは行っていません。
ラインモ契約後に何か不明点や相談したいことがある場合「チャットサポート」を利用する事になります。ただ、ラインモのチャットサポートは年中無休営業しており、9時から20時までと朝早くから夜遅くまで営業しているため、忙しいサラリーマンの方でも安心して利用することができますよ。
デメリット③:3GBと20GBのプランのみしか用意されておらず選べるプランが少ない
ラインモには月間3GBまで高速通信することができる「ミニプラン」と月間20GBまで高速通信する事ができる「スマホプラン」の2プランしか用意されていません。ミニプランであれば月額990円から利用することができますが、3GB以上高速通信を利用したい場合月額料金が2,728円のスマホプランとなってしまいます。
ただ、総務省の「電気通信市場検討会議(第4回)」の会議資料を見てみると、大多数の方は毎月の通信料が3GB以下である事がわかります。
やはりドコモやソフトバンク、auなどの大手キャリアを使っている方は毎月の通信量が多くなっていますが、ワイモバイルやUQモバイルなどのサブブランドを利用している方やその他の格安SIMを利用している方の半数以上の方の毎月の通信量が3GB以下である事がわかります。
また、ラインモのスマホプランであれば20GB超過後も1Mbpsの通信速度で利用することができます。1Mbpsの通信速度が出ればYouTube動画の閲覧など大半のことはスムーズに行えますよ。
デメリット④:余ったデータの繰り越しができない
多くの格安SIMでは余ってしまったデータ容量を翌月へ繰り越す事ができます。しかし、ラインモでは余ってしまったデータを翌月へ繰り越す事ができません。
ただ、ラインモはデータを使い切った後の通信速度が大手キャリアよりとても速く、スマホプランで300Kbps、スマホプランで1Mbpsの速度で通信する事ができます。300Kbpsの速度でもブラウジングなどある程度の事はできますよ!
デメリット⑤:キャリアメールを利用することができない
ラインモはソフトバンクのオンライン専用プランですが、ソフトバンクのキャリアメールも含めてキャリアメールサービスを利用することができません。「i.softbank.jp」や「ezweb.ne.jp」や「docomo.ne.jp」といったアドレスは利用できないので注意してください。
ただ、キャリアメールが使えないとしても全く問題ありません。この機会に「gmail」や「Yahoo!メール」といった無料で利用することができる「フリーメール」へ乗り換える事をおすすめします。
デメリット⑥:割引サービスが用意されていない
大手キャリアやサブブランドの場合、家族で使うと安くなる「家族割」や自宅のインターネット回線や電気と一緒に使うと安くなる「セット割」といった割引サービスが用意されています。しかし、ラインモには割引サービスが一切用意されていません。
また、ドコモやソフトバンク、auなどの大手キャリアで「家族割」を利用している場合、一人だけ乗り換えると全体として損をしてしまう可能性があります。ラインモは割引サービスを無くすことで最大限安くなっているのが特徴のプランなので、乗り換える際は家族まとめてラインモへ乗り換えることをおすすめします。
デメリット⑦:スマホ端末の購入ができない
ドコモやソフトバンク、auといった大手キャリアでは端末とセットで契約する事も、気軽に機種変更することもかんたんにできます。しかし、ラインモでは端末の販売を行っていないため、ラインモ契約時に今お使いのスマートフォンを使い続けるか、SIMフリースマホをAmazonや楽天市場などのネットショップ、お近くの家電量販店などで購入する必要があります。
ただ、これもそこまで大きなデメリットではありません。端末の購入元がキャリアからネットショップや家電量販店などのお店に切り替わるイメージです。楽天カードがあれば、ラインモユーザーであっても楽天モバイルの「iPhoneアップグレードプログラム」を利用することができますよ!
デメリット⑧:18歳未満の方は契約する事ができない
ラインモは18歳以上の方のみしか契約する事ができません。18歳未満の方がラインモを利用したい場合は親が契約者となり、18歳未満の方を「利用者」として登録する必要があります。また、ラインも利用料金の支払いは契約者である親が支払う必要があります。
デメリット⑨:留守番電話サービスが使えない
大手キャリアでは当たり前のように利用することができる「留守番電話サービス」ですが、ラインモでは留守番電話サービスを利用することができません。
留守番電話サービスは使えないですが、登録していない電話番号から電話が来たとしても、かかってきた電話番号で検索することである程度はどこから電話がかかってきたのかわかります。そのため、あまり大きなデメリットにはならないですよ!
デメリット⑩:ソフトバンクやワイモバイルからの乗換で「ヤフープレミアム」が有料になる
ソフトバンクやワイモバイルを利用中の方で「ヤフープレミアム」を使っている方は注意が必要です。ソフトバンクやワイモバイルからラインモへ乗り換えることで、ヤフープレミアムが自動解約されます。
その後も引き続きヤフープレミアムを利用したい場合は、自ら再度契約し月額料金508円を支払う必要があります。それでもなお、ソフトバンクからラインモへ乗り換えることで月額料金を安くすることができますが、ヤフープレミアムが有料になってしまう事は覚えておきましょう。
⇒ LINEMOの申し込みと気になる詳細はこちらLINEMO(ラインモ)のメリットは安くて高品質な回線を利用可能!
これまでにラインモに潜む多くのデメリットをご紹介させていただきました。しかし、多くのデメリットがあるのと同時に、ラインモには多くの「メリット」もありますよ。
まず、ラインモの月額料金は他の格安SIMと比較し圧倒的に安いです。ミニプランであれば月額990円から利用できるというのですから、驚きです。さらに、大手キャリアでは測度制限時の測度が128Kbpsに制限されますが、ラインモのミニプランなら測度制限時でも大手キャリアの2.3倍の通信速度である300Kbpsで通信する事ができます。スマホプランであれば、測度制限時でも大手キャリアの通信速度の7.8倍である1Mbpsの速度で通信できますよ。
さらに、ラインモは低価格なのにも関わらずソフトバンクの高速回線を利用することができます。そのため、他格安SIMと比較し高品質な通信回線を低価格で利用することができます。
⇒ LINEMOの申し込み・公式サイトはこちらLINEMO(ラインモ)のデメリットまとめ
この記事ではソフトバンクのオンライン専用プラン「ラインモ」のデメリットについてわかりやすく解説させていただきました。ラインモは月額990円から利用することができますが、、多くのデメリットがあるのも事実です。
ラインモを契約する際はここでお伝えさせていただいたデメリットを参考にしていただき、我慢できそうなのであれば、ぜひラインモへ乗り換える事をおすすめします。大手キャリアからラインモへ乗り換えることで毎月の通信料を大きく節約する事ができますよ。