今現在「SoftBank(ソフトバンク)」を利用しており、毎月の携帯料金の高さに悩まされている方も多いですよね。
そんな方におすすめなのがソフトバンクから発表された話題の新プラン「LINEMO(ラインモ)」への移行です。
この記事ではソフトバンクからラインモへ移行する際のメリット・デメリットはもちろん、移行方法についてもわかりやすく解説します。
ソフトバンクからLINEMO(ラインモ)へ移行するデメリット
ソフトバンクからラインモへ移行する際のデメリットとして、
- ソフトバンクの割引サービスがなくなる
- 店舗でのサポートを受けられなくなる
- キャリアメールが利用できなくなる
- 端末の販売がない
- ヤフープレミアムが無料で使えなくなる
このような点が挙げられます。
デメリット①:ソフトバンクの割引サービスが使えなくなる
ソフトバンクからラインモへ移行することで、
- 家族割
- 光セット割
などのソフトバンクで使えていた各種割引サービスが利用できなくなってしまいます。
ソフトバンクの家族割の金額は契約しているプランにより異なりますが、メリハリ無制限プランで2人目660円引き、3人目以降1,210円引きされます。
また、ソフトバンクのおうち割ではソフトバンク光、またはソフトバンクエアーとの同時利用で毎月1,100円の割引きを受けることができます。
デメリット②:店舗でのサポートが受けられなくなる
ラインモはソフトバンクのオンライン専用プランです。申し込みから解約まですべてインターネット上の受付となり、ソフトバンクショップで手続きを行う事はできません。
また、基本的には「チャットサポート」となり電話サポートを利用する事はできません。そのため、ラインモは店舗サポートや電話サポートを求める方には不向きです。
ラインモはオンライン専用にする事で店舗運営コストやコールセンター運営コストを省いたことでこの価格を実現しています。
デメリット③:キャリアメールが利用できなくなる
ラインモではキャリアメールサービスを提供しておらず、ソフトバンクからラインモへ移行した場合ソフトバンクのキャリアメールが利用できなくなってしまいます。
そのため、ソフトバンクからラインモへ移行する前にGmailやYahoo!メールなどの「フリーメール」を作成し、ソフトバンクのキャリアメールを登録してるサービスのメールアドレスを変更する事をおすすめします。
デメリット④:端末の販売がない
ソフトバンクでは最新機種からリーズナブルな旧モデルまで幅広く機種を販売しています。しかし、ラインモでは機種の販売を行っていません。
そのため、今お使いの機種をそのまま使い続けるか自身でSIMフリー端末をAmazonなどのネットショップや家電量販店などで購入する必要があります。
デメリット⑤:ヤフープレミアムが無料で使えなくなる
ソフトバンクユーザーであれば月額508円の「ヤフープレミアム」を無料で利用することができます。ヤフープレミアムへ加入する事で、
- 雑誌読み放題
- 優待・クーポンの利用
- ヤフーショッピング・ロハコ・ヤフオクなどでの優待
- 野球やバスケの試合映像が見放題
- オンラインゲームが一日一回無料
- スマホのデータバックアップ
このような特典を受けることができます。
ソフトバンクからラインモへ乗り換えた際に、ヤフープレミアムは自動的に解約されます。
ラインモでもヤフープレミアムを使い続けることはできますが、月額料金508円が発生してしまうため注意してください。
⇒ LINEMOの申し込みと気になる詳細はこちらソフトバンクからLINEMO(ラインモ)へ移行するメリット
ソフトバンクからラインモへ移行するメリットとして、
- 毎月の携帯料金が安くなる
- かけ放題オプションの金額も安くなる
- 測度制限時の最大通信速度が速くなる
- テザリングオプションが無料になる
- LINE系サービスの通信がカウントフリーになる
このような点が挙げられます。
メリット①:毎月の携帯料金が安くなる
ソフトバンクからラインモへ移行することで毎月の携帯料金を下げることができます。
ここでは、
- メリハリ無制限からラインモの「スマホプラン」へ移行した場合
- ミニフィットプラン+からラインモへ移行した場合
これらの状況を想定して料金シミュレーションを行ってみました。
メリハリ無制限からLINEMO(ラインモ)の「スマホプラン」へ移行した場合
ソフトバンクの「メリハリ無制限」は月額7,238円で無制限に高速データ通信を楽しむことができるプランで、ラインモの「スマホプラン」は月額2,728円で毎月20GBまで高速通信することができるプランです。
同条件での比較にはなりませんが、ラインモのスマホプランはラインモの提供する一番大容量のプランであり、20GB使用後も1Mbpsの測度で通信することができます。ソフトバンクの「メリハリ無制限」からラインモの「スマホプラン」へ移行した場合、
ソフトバンク | ラインモ | 差額 |
7,238円 | 2,728円 | 4,510円 |
毎月4,510円節約する事ができ、年間54,120円も節約する事ができます。
毎月の通信料が20GB以下しか利用しない、もしくは1Mbpsの測度で我慢できる方の場合ソフトバンクからラインモへの移行がおすすめです。
ミニフィットプラン+からLINEMO(ラインモ)の「ミニプラン」へ移行した場合
ソフトバンクの提供する「ミニフィットプラン+」は月間データ使用量に応じて料金が決まる従量制のプランです。ミニフィットプラン+の月額料金は下記のとおりです。
~1GB | 3,278円 |
~2GB | 4,378円 |
~3GB | 5,478円 |
ソフトバンクのミニフィットプラン+からラインモの毎月3GBまで高速通信可能な「ミニプラン」へ変更する事で、毎月の通信料金を最大月額4,488円節約する事ができます。料金シミュレーションを行ったので、ぜひ参考にしてください。
ソフトバンク | ラインモ | 差額 | |
~1GB | 3,278円 | 990円 | 2,288円 |
~2GB | 4,378円 | 3,388円 | |
~3GB | 5,478円 | 4,488円 |
メリット②:かけ放題オプションの料金も安くなる
ソフトバンク・ラインモ共に「5分間通話かけ放題オプション」「24時間通話定額オプション」を提供しています。
しかし、通話定額オプションのサービス内容は同じでもラインモの通話定額オプションの方がリーズナブルな価格設定になっています。
ソフトバンクの通話定額オプションとラインモの通話定額オプションの料金を比較してみました。
ソフトバンク | ラインモ | 差額 | |
5分定額 | 880円 | 550円 | 330円 |
24時間定額 | 1,980円 | 1,650円 | 330円 |
このように、ソフトバンクからラインモへ移行することで、毎月のデータ使用料のみならず通話定額オプションの利用料金も下げることができます。
また、通常の通話料金は30秒22円とソフトバンク・ラインモ共に同じ料金設定になっています。
メリット③:測度制限時の最大通信速度が速くなる
ソフトバンクの「ミニフィットプラン+」の場合、月間3GB以上通信すると測度制限が実施され最大通信速度が128Kbpsに制限されます。
ラインモの「ミニプラン」でも月間3GB以上通信すると速度制限が実施されますが、ミニプランの場合は測度制限時の最大通信速度が300Kbpsとソフトバンクより約2.3倍速い速度です。
さらに、ラインモの「スマホプラン」ならソフトバンクの測度制限時と比較し約7.8倍の速度である1Mbpsの速度で通信することができます。
メリット④:テザリングオプションが無料になる
ソフトバンクの一部の料金プランではテザリングオプションを利用するために月額550円が必要ですが、ラインモならテザリングオプションを無料で利用することができます。
下記テザリング有料プランへ加入している方がラインモへ乗り換える事で、毎月のテザリングオプション使用料550円を無料にすることができます。
- データメリハリ
- データプランミニフィット
- データプラン50GB+
- データプランミニ
- データプラン3GB(スマホ)
- データプラン3GB(ケータイ)
- データプラン100MB
- データ定額 50GB/ミニモンスター
- データ定額 20GB/30GB/50GB
- データ定額 スマホデビュー
- 家族データシェア 50GB/100GB
- 法人データシェアギガパック(50GB)/(100GB )
メリット⑤:LINE系サービスの通信がカウントフリーになる
ソフトバンクからラインモへ乗り換える事で、ラインのトークや通話・ビデオ電話などをデータカウントフリーで利用することができます。
ラインの対象サービス利用時にデータ消費としてカウントされないのはもちろん、たとえ測度制限時であってもラインのトークや通話・ビデオ電話などは高速通信を利用できます。
ソフトバンクからLINEMO(ラインモ)へ移行する方法
ソフトバンクからラインモへの移行はプラン変更感覚でカンタンに行う事ができ、たとえ違約金が発生する期間であっても違約金無料でラインモへの移行が可能です。さらに、通常他社へ乗り換える際に必要な「MNP予約番号」も不要です。
ただし、ソフトバンクで購入した端末であっても「SIMロック解除」の手続きが必要です。ソフトバンクで購入した端末はソフトバンクのSIMカード以外利用できないようロックされているため、ラインモへ移行する前にSIMロックを解除してあげる必要があります。
SIMロック解除の手続きはソフトバンクショップでも行う事ができますが、3,300円の手数料が発生してしまうため「My SoftBank」からオンライン上で行う事をおすすめします。
また、ソフトバンクからラインモへ移行する場合「ソフトバンクで契約してる端末」から移行手続きを行う必要があります。
<ソフトバンクからラインモへの移行方法>
- ラインモの公式サイトへアクセス
- 紫色のボタン「今すぐ申し込む」をタップ
- 「今の電話番号をそのまま使用する」をタップ
- 現在利用している携帯電話会社で「ソフトバンク」を選択
- 希望するSIMの種類(物理SIM or eSIM)を選択
- 注意事項を確認し、紫色のボタン「My SoftBankにログインする」をタップ
- プランやオプションなどの選択を行い手続きを進める
- 申し込み完了
ソフトバンクからLINEMO(ラインモ)への移行がおすすめな人
ソフトバンクからラインモへの移行は下記にあてはまる方へおすすめです。
- とにかく毎月の携帯料金を下げたい方
- 毎月のデータ使用量が20GB以下の方
- 20GB以上使う方の中で1Mbpsの測度でも問題ない方
- 店舗でのサポートや電話サポートが無くても問題ない方
これらにあてはまる方は、ぜひソフトバンクからラインモへ移行してください。
毎月の料金を下げることができ、さらにミニフィットプラン+からの乗り換えであれば毎月のギガ数もアップさせることができますよ。
まとめ
多くの場合ソフトバンクからラインモへ移行することで毎月の携帯電話料金を大きく下げることができます。さらに、ラインモはソフトバンク回線を利用しているため、通信品質を落とさず毎月の料金だけを下げることができます。
毎月発生する料金である「携帯電話料金」を下げる事で大きく家計の負担を減らすことができます。ソフトバンクからラインモへ乗り換え毎月の携帯料金を下げていきましょう。